2016.07.20 02:48《haradoku 東京》8月 開催日決定!「生くる、友よ、根源へ」の著述家・執行草舟氏が推薦帯を書いております「《ドン・キホーテ》見参!~狂気を失った者たちへ」の一節に邂逅しまして、次回の副課題本として決定いたしました。 荒唐無稽なユーモア小説の衣装をまとった「ドン・キホーテ」は、じつは、ドストエフスキーが手紙で書いたように「無条件に美しい人間を描」いた作品なのだ。(《ドン・キホーテ見参!「まえがき」》より) ドン・キホーテが、何ものかに...
2016.07.20 02:47「毒を食らえ」との邂逅昨日は「肚をつくる読書会」にお越し下さいましてありがとうございました。「耆に学ぶ」の「毒を食らえ」のテーマをめぐって小林秀雄、三島由紀夫、夏目漱石、与謝野晶子、井筒俊彦…など様々な角度から深めて参りました。 今回、小林秀雄の全集を読んでいる方よりテーマについてお話をして頂きました。彼にとっては、全集を読む事自体が毒だ。と仰っていたのが印象的でした。また、三島由紀夫を読む青年からもお話して頂きまし...
2016.07.19 07:38世界が遠くなる世界へ挑戦するという言葉が日本を覆っている。ところで世界とは何をもって世界なのであろうか。宇宙も同様だ。何処からが宇宙で何が宇宙なのか。勿論、挑戦することは素晴らしく価値のあることだ。しかし、問題は安易にその言葉を使い、乗せられることにありそうだ。与謝野晶子「宇宙と私/1923年」と題する詩がある。何が宇宙なのか、何が私であり、あなたなのか考えさせられる詩だ。忘れてはならないのは、今、知っている想...
2016.07.15 03:10実践的になるには7月17日(日)14時~ 篠崎コミュニティ会館和室にてテーマ「耆(ろう)に学ぶ」から「毒を喰らえ」を考察して参ります。「毒を喰らう生き方とは」を問う前に、そもそも「毒」とは何か?という根源的なことを考える必要があると思っています。ビジネス書を読まない読書家の執行社長が唯一ご商売で実践され、いっぺんに実践的になった「三%九十七%理論」にもつながるテーマです。また、当日の13時10分~13時半まで「読...
2016.07.14 02:45《haradoku 北海道》8月 開催日決定!「武士道」を肚に落とす!8月のテーマは「勇」です。勇とは、気力が強く、勇ましい。思い切りがよい。 とあります。勇について、読んで、対話をしましょう。わからないからという心配は不要です。みんなわからないでやってますし、わかろうと思ってやってませんので、怖がらずに(笑)来てください。肚に落とし行動につなげる、「読書会にして読書会に非ず」の肚読です。◆日時/8月22日(月)19時~21時◆場所/エルプラ...
2016.07.11 03:54haradoku 北海道 本日開催!武士道なる言葉をひとたび放てば、自分自身は出来ているかどうなのか問いが立ちます。しかし、どのようにして武士道に生くるのかと問う前にまず、そもそも武士道とは何ぞや!?と問うことなしには、永遠にそのものとして生くることはできないのでしょう。 本日「肚をつくる読書会 北海道」では、「耆(ろう)に学ぶ」を出版されましたエイチエス斉藤さんを中心に武士道の「義」をめぐって深めて参ります。出版社の方と一緒に学ぶ...
2016.07.02 21:18意味の深みへ読むのが楽しみな書き手の一人に小林秀雄を好む者がいる。小林秀雄の考える旧字体の重要性の話もまた興味深かった。「根源へ」にも紹介されていた「福田恆存著/私の國語教室」に現代仮名遣いの不合理について綴られていたことを想起した。さて、吾々が生くるためにはいくつか大切なことがある。衣食住などもそうだ。しかし、壁に遭遇したとき何が自分を助くるのであろうか。その一つに言葉がある。かつて「からだ」という文字は「...
2016.07.01 05:39書くこと書くとは、ただ単にペンで紙の上に書き綴ることだけを言うのではない。文字にしなくてもいいのだ。言葉のその奥の方にある、なかなか届かない触れることさえ出来ぬような何ものかを、いくつかの時を超えて無数の人々と共に書き綴っている。まるで布を織るように。それを「生きる」と呼ぶ。