より実践的な読書会をめざして
本を読んだら活かそう、とだれもが思うこと。もちろん、自分もその一人です。
どうしたらいいのか?と思い立ちはじめたのが大宮にて開催している読書会。
これは秘密の読書会なので告知は今までしてきませんでした。
なぜなら、すべてがアドリブの読書会だからです。
まず、お店選びがアドリブです。あらかじめ決めずその場で歩きながら決めます。
行ってみたらお店がお休みなんてこともあります。一軒に長いすることもできませんから、二軒程、はしごをすることもあります。
気になる読書会の内容は、課題本をつかうこともあれば、その場で気になる疑問があればそれについてトコトン深める。アドリブです。
終わる時間もアドリブです。とは言いつつもたいてい18時半に集まって21時ころには解散です。
ね、困るでしょう(笑)
だからこそ、顔が見える有志の方としかやってこなかったのです。
でも、よくよく考えてみると先に困っておいた方がいいのですよね。
なぜなら、困ったその瞬間に「ちょっと待ってください!」と言って本を開いて読んでいる時間などありせんし、瞬時に決断して行動しなくてはなりません。
困難は、待ってくれません。ラン&ガンでやってきます。
その「ラン&ガン」に受けて立つには、それを面白がれる感覚をもつことです。しかし、これは読書だけでは、そう簡単に身に付きません。
ということで、定期的に開催しているのです。より実践的をめざして
たとえ求め得ることがあったとしても、外から得たものはすべて他人の説いた文字に過ぎない。活きた祖師の心ではないのだ。『臨済録』/形山睡峰氏「禅と哲学のあいだ」より
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